「新世紀エヴァンゲリオン」人類補完計画とは?ゲンドウとゼーレ2つの補完計画を比較して解説

女の子
人類補完計画って結局なんだったの?

「新世紀エヴァンゲリオン」の劇中で最も難解なワードである「人類補完計画」

なぜ人類補完計画は難しいのか?

それはゼーレの考える人類補完計画と碇ゲンドウの考える人類補完計画。2つの人類補完計画が存在するからです。

今回はゼーレの考える人類補完計画とゲンドウの考える人類補完計画について

この記事の内容
  • 人類補完の定義
  • 2つの補完計画の解説
  • 人類補完計画とはなんだったのか

上記の3点をまとめていきたいと思います。

 

人類補完の定義とは

まず作中で「人類補完」の定義とは何でしょうか

これはシンプルで不完全な生命体である人類が一つの完全な生命体に生まれ変わる事です。

 

2つの人類補完計画を解説

冒頭でも言ったように作中には2つの人類補完計画が存在します。

ゼーレの考える人類補完計画と碇ゲンドウの考える人類補完計画。

2つの人類補完計画について詳しく解説していきます。

人類補完計画が発案された訳

劇中で進んでいた人類補完計画は碇ゲンドウがゼーレに偽りの計画を提唱したところから始まります。


出典:©️カラー/Project Eva

碇ゲンドウは元々ゼーレの一員として「アダム」のコピーであるエヴァンゲリオンを作るなどの活動をしていました。

しかしセカンドインパクト後の2004年、ゲンドウはエヴァンゲリオン初号期の実験中に妻である碇ユイを失ってしまいます。

ユイは初号期のコアに取り込まれてしまったのです。

ユイをとても愛していたゲンドウは再会を強く望み、その実現のために人類補完計画を立案しました。

自分の望む人類補完計画にゼーレを利用するため、ゲンドウはゼーレが望むような偽りの人類補完計画をキール・ローレンツ(ゼーレの偉い人)に提唱。

最後に裏切ってやろうと企むのでした。

【第弐拾壱話「ネルフ、誕生」での発言】
ゲンドウ「冬月、今日から新たな計画を推奨する。キール議長には提唱済みだ」
ゲンドウ「かつて誰もがなし得なかった神への道、人類補完計画だよ」

 

ゼーレの考える人類補完計画


出典:©️カラー/Project Eva

ゲンドウがゼーレに提唱した偽りの人類補完計画は自分たちでサードインパクトを起こして人類を単一の完全生命体にするという内容でした。

死海文書の予言通り攻めてくる第3〜第17使徒を倒した後に「リリス」「ロンギヌスの槍」などを使ってなんらかのかたちでサードインパクトを起こして人類は一つの完全な生命体に生まれ変わるという計画です。

元々「人間は不完全な生命体であるため完全な生命体に生まれ変わるべきだ」という考えを持っていたゼーレはゲンドウの計画に乗り、着々と準備を進めていくのでした。

 

碇ゲンドウの考える人類補完計画


出典:©️カラー/Project Eva

ゲンドウの考える人類補完計画はゲンドウ自身が神になり、ユイと再開するという内容でした。

死海文書の予言通り攻めてくる第3〜第17使徒を倒した後にゲンドウ自身が「アダム」と「リリス」と融合することによってサードインパクトを起こして神になり、ユイと再開することができるという計画です。

第3〜第17使徒を倒すまではゼーレを利用しながら裏では自分の計画を進めるのでした。

 

2つの人類補完計画はどうなったのか

ゼーレの人類補完計画はどうなったのか


出典:©️カラー/Project Eva

ゼーレの人類補完計画は途中でプランを変更することになります。

第15使徒アラエルとの戦闘においてゲンドウが独断でロンギヌスの槍を使用。

ロンギヌスの槍は月の軌道に乗ってしまい回収不可能となった事で人類補完計画が実現できなくなったからです。

勝手な行動からゲンドウが独自の計画を進めていることを悟ったゼーレは第17使徒が襲来する前にネルフに渚カヲルを送り込み、ゲンドウの計画を狂わせようとします。

変更したプランでは無人の初号期を核として人類補完を成し遂げようとしましたが、ミサトたちの活躍によりシンジを初号機に乗せてしまいます。

サードインパクトを起こすことまでは成功させたゼーレでしたが、シンジが乗った事でサードインパクト後の人類がどうなるかはシンジの意思に委ねらてしまいます。

一つになった人類がこのまま一つの完全な生命体として存在するか、他人と共に生きる従来の世界への回帰か。

しかしゼーレは保険をかけていました。

渚カヲルをシンジの手で殺させる事でシンジに強い絶望を与え、他人と共に生きたいという意思を奪っていたのです。

しかし、精神世界で自問自答を繰り返したシンジは他人と共に生きる道(従来の世界)を選ぶのでした。

この選択によってゼーレの人類補完計画は破綻しました

 

碇ゲンドウの人類補完計画はどうなったのか


出典:©️カラー/Project Eva

第3〜第16使徒を倒しつつ裏で自分の計画を進めていたゲンドウは自分の計画の妨げになる「ロンギヌスの槍」を回収不可能にするなど、次第に行動が大胆になっていきます。

【第弐拾四話「最後のシ者」での発言】
ゲンドウ「我らの願いを妨げるロンギヌスの槍は既にないのだ」
ゲンドウ「まもなく最後の使徒が現れる、それを消せば願いが叶う」
ゲンドウ「もうすぐだよユイ」

最後の使徒を倒した後、ゼーレから手に入れた「アダム」レイの中に眠る「リリスの魂」ターミナルドグマにいる「リリスの肉体」と融合しようとしたゲンドウでしたが、レイのシンジを想う気持ちがゲンドウを想う気持ちに勝ったためレイに拒絶され融合は叶わず計画は破綻しました

補足

「アダム」は加持リョウジを利用してゼーレから手に入れました。

 

人類補完計画とは?ゲンドウとゼーレ2つの補完計画を比較して解説まとめ

今回は「新世紀エヴァンゲリオン」の中で最も難解と思われる人類補完計画について解説しました。

エヴァンゲリオンはストーリーが難解な反面、その背景を理解することで一気に面白くなる作品です。

理解を深めてさらにエヴァを楽しみましょう。

ではまた!!

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