「エヴァンゲリオン新劇場版:Q」で突然発覚した「エヴァの呪縛」
劇中で説明が無く「なんだかよく分からなかった」という人も多いのではないでしょうか?
今回はエヴァの呪縛について
- エヴァの呪縛とは何か
- エヴァの呪縛にかかった原因
- アスカ以外のパイロットもかかっているのか
上記の3点を解説していこうと思います。
エヴァの呪縛とは
エヴァの呪縛は「エヴァンゲリオン新劇場版:Q」で発覚した設定です。
アスカの見た目が14年前と変わらない理由で、その詳細や原因は発表されていません。
また「Q」に登場したアスカが人でないということも「Q」のラストシーンで発覚しています。
アスカ「ここじゃL結界密度が強すぎて助けにこれないわ」
アスカ「リリンが近づける所まで移動するわよ」
(ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Qより)
「リリンが近づけるところまで移動する」というのは
アスカ達がいる場所はリリン(人間)が滞在することのできない場所であり、その場所にいたアスカ、シンジ、レイは人間でないということです。
アスカがエヴァの呪縛にかかった理由
なぜアスカはエヴァの呪縛にかかったのでしょうか?
アスカがエヴァの呪縛にかかった理由を考察していこうと思います。
仮説① プラグ深度の汚染区域突入によるもの
最も有力なのはプラグ深度の汚染区域に突入したことで人でなくなり、外見も変わらなくなったという説です。
「破」でアスカは3号機の起動実験にパイロットとして参加しますが、使徒に侵食されてしまいます。
マヤ「プラグ深度、100をオーバー。精神汚染濃度も危険域に突入!」
リツコ「なぜ急に!?」
マヤ「パイロット、安全深度を超えます!」
リツコ「引き止めて!このままでは搭乗員がヒトでなくなってしまう!」
(ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破より)
引き留めることができなかったためアスカは人でなくなり、外見も変わらなくなったのではないでしょうか
仮説② エヴァに乗ると必ず呪縛にかかる
エヴァに乗った時点で呪縛にかかってしまうという説です。
この説は十分あり得ますが、劇中の内容から検証することができません。
アスカ以外のパイロットはエヴァの呪縛にかかっているのか
アスカ以外のパイロットはエヴァの呪縛にかかっているのでしょうか?
結論から言うと全員かかっていると思われます。
仮説②が正しかった場合パイロットは全員かかっています。
ここからは仮説①に当てはまるかどうかをもともと人間でないレイを除いて一人ずつ考えていきましょう。
シンジの場合
シンジは「破」の第10の使徒戦で初号機を覚醒させます
マヤ「プラグ深度、180をオーバー!もう危険です!」
リツコ「やめなさい!シンジ君!ヒトに戻れなくなる!」
(ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破より)
この時のプラグ深度は180を越えていたため「Q」のシンジは人でなくなっていて14年間で外観の変化も無かったものと考えられます。
※外観の変化がない事に関してはエヴァ初号機の中で眠っていたからかもしれません。
マリの場合
マリは第10の使徒戦で2号機の裏コード「ザ・ビースト」を使っています
マヤ「リミッター、外されていきます!すべて規格外です!プラグ内、モニター不能!ですが……」
リツコ「恐らくプラグ深度はマイナス値。汚染区域突入もいとわないとわね」
(ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破より)
この時のプラグ深度はマイナスで汚染区域に突入したことによって人でなくなり、14年間外観の変化もなかったのでしょう。
マリは「Q」のラストシーンでアスカ達とは別の場所にいるため人でなくなったことを表すシーンはありませんが、おそらく人でなくなっているでしょう。
エヴァの呪縛まとめ
エヴァの呪縛で外見が変わらなくなるのは、パイロットのプラグ深度が汚染区域に突入して人でなくなったことが理由だと考えられます。
アニメ版でなかったこの設定は何か意味を持つのでしょうか?
「シン・エヴァ」に関わってくるのでしょうか?
「シン・エヴァ」の公開を楽しみに待ちましょう。
ではまた!